担当者1名でも運用完結!デジタル上の情報発信から効果測定まで一気通貫で実施

株式会社魁力屋
原 里奈 様(営業企画部 広報マネージャー)
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社名
株式会社魁力屋
業種
飲食業
店舗数
約130店舗(2023年8月時点)
事業概要
ラーメンの飲食店事業
利用サービス
Location Cloud Media Location Cloud Sync
店舗検索ページを見る 企業ホームページ

導入のきっかけ

店舗情報の管理にかかる人・手間を減らしたい

導入前は、店舗検索サイトとGoogleビジネスプロフィールを別々で管理し、かつ、体制としても3部署で横断して更新していました。具体的には、Googleビジネスプロフィールを10数名のエリアマネージャーが管理、店舗検索サイトは総務部が管理、営業時間の変更などの指示出しは私の部署で行っている、という状況でした。そのためサイトとGoogleで二重管理になっており、管理・更新に関わる人も多く、運用面で大きな課題がありました。
誰が最後に更新したかわからない、何が最新になっているかわからない状態で、無駄な更新作業やコミュニケーションコストが発生していたり、Googleビジネスプロフィールの方は、エリアマネージャーが担当文章を更新するのに大きな労力がかかっていました。

そこで、データを一か所で管理して、なるべく人の手を使わず管理したいというのが、一番の導入目的でした。また、当時の店舗検索サイトも、情報の見せ方やユーザビリティ面で課題を感じておりました。
そのような状況で、ちょうどナビタイムさんのサービスを利用している同業種の方からLocation Cloudをご紹介いただいて、導入に至りました。

店舗詳細ページ

導入後の効果

一人広報でも運用が完結できるように

Location Cloudを導入してみて、店舗検索サイトとGoogleビジネスプロフィールの情報が一元管理され、かつ私一人で運用できるようになり、大幅な工数削減が実現できました。

また、店舗検索サイトは、ユーザー目線で見ても直観的でわかりやすいものになったという実感がありました。情報量の面でも、掲載したい情報を随時追加していくことができ、非常に充実したページになりました。特に従来のサイトと比べて拡充できた情報としては、ユーザーの来店判断に繋がるカウンター席やテーブル席の座席数、駐車場の有無など施設に関する情報です。また、採用情報については今までは専用の採用ページがあるだけで導線がなかったところ、店舗検索サイトの各店舗ページにも導線を設けたり、他にもコロナ以降伸びているテイクアウト・デリバリーのリンク先も設定したり、1店舗あたりの情報がとても充実しました。
弊社としては、【たくさんのお客様に「ありがとう」と言われるお店でありたい】という理念を掲げており、お客様目線に立って、必要な情報を提供することの重要性を感じていたので、このような改修ができてよかったです。

また、Googleビジネスプロフィールへの投稿機能も、一度の操作で複数店舗への配信ができるので、PR観点でも非常に役立っています。

Media上では主力ブランドの「魁力屋」の店舗を中心に、多彩な条件での店舗検索を実現しています

効果の実感

PRとの連動性と効果の可視化

導入して1年くらい数値を見て気付いたこととして、メディア露出やPRを強化したタイミングでは、会社やブランドの公式サイトのPVはあまり比例せず大きな動きがないのですが、一方で店舗検索サイトは連動して閲覧数が多くなる山ができていました。あわせて、Googleビジネスプロフィールでも同様に閲覧数増加の山ができていました。
弊社では、毎年6月頭に日頃の感謝の気持ちを込めて、ご来店いただいたお客様に「ラーメン1杯無料券」をお渡しする創業感謝祭を実施しております。実際にお客様が来店されるイベント当日に店舗検索サイトのPVが増えるのは想定内だったのですが、イベント前に様々な施策を行った結果として、事前PRのタイミングでも店舗検索サイトの閲覧数が伸びていることがわかりました。

PRを通じてお客様に魁力屋の情報が届いた際には、「この会社はなんだろう」と会社のサイトを検索するのではなく、こういう商品を出しているならどこで食べられるのだろう、という「どこで」を検索することが一番先のアクションであるということを実感しました。店舗検索サイトがダイレクトにユーザーの行動に繋がるので、お客様が知りたいことがわかる親切なページにすることが本当に重要だと感じています。

このように、広報としてPRを行ったことによる効果を、店舗検索サイトやGoogleビジネスプロフィールの数値を通して測定できるので、広報担当者としても助かっております。今後もこれらの数字を効果指標として追いながら、PR活動に活用していければと思っています。

2023年に開催したキャンペーンのバナー

(※2023年開催時のバナー)

導入後のサポート

一緒に伴走してくれるサポート体制

通常のサービス営業では、サービスを導入するまでがゴールとされているケースが多いですが、ナビタイムさんでは、むしろ導入した後のサポートがとても手厚いです。たとえば、導入後にお客様の利便性を高めるために、サイト上に路面店・フードコート店などを条件検索できるように「店舗タイプ」の付属情報を充実させたいという要望をした際も、Location Cloud上に管理項目を追加して実際にサイト表示まですぐにご対応いただき、大変心強かったです。

また、PRの効果測定のためには、店舗検索サイトやGoogleビジネスプロフィールの数値を見る必要があります。Location Cloudでももちろん数値は見られますが、さらに詳しい情報が知りたくなった際にも、別途集計したレポートをご提供いただきました。

我々のお客様が求めていることを考えて、機能や掲載する情報内容をご提案していただき、かつ、広報担当としては分かりやすい集計レポートや、社内にそのまま展開できるサマリ資料もご提供いただけるので、大変助かっています。

今後

ラーメン以外でもMEO対策を拡大

弊社はラーメンだけでなく、実は「焼きめし」にも力を入れております。「焼きめし」を作るには、会社独自の厳しい検定制度を通過しなければならないため、味には自信があります。そのような「焼きめし」も、もっと皆様に知っていただき、召し上がっていただきたいと思っております。
そのためには、Google上で「焼きめし」や「チャーハン」などで検索した際にも、弊社の店舗がヒットするように、Location Cloudを活用した検索対策を考えています。具体的には、Googleビジネスプロフィールへの投稿機能の更なる活用や、メニュー情報の連携などです。

注力商品の「焼きめし」

弊社は関西・関東・東海エリアを中心に店舗を出店しておりますが、おかげさまで2023年8月には九州にも1号店を出店することができました。
今後も、日本の食文化と「おもてなしの心」で世界中を笑顔にしていきます!