Googleビジネスプロフィールと店舗検索サイトの相乗効果で、デジタルチラシへの流入が20倍に
株式会社エディオン 営業本部 マーケティング統括部 デジタル運営部
神代 真優 様
神代 真優 様
導入のきっかけ
コロナ禍で毎日営業時間がコロコロ変わる中で、1人がまるっと営業時間の変更だけに日々を費やしているような状況でした。ホームページの営業時間変更に加えて、Googleビジネスプロフィールの変更、Yahoo!プレイスの変更など4～5つのメディアを見ていて、400店舗が一斉に営業時間を変更するとなると、業務がまわらず・・・運用も通常業務も圧迫されていました。「今日は20時までだったのが方針が変わって19時半になる」「モールの方針が変わったので休みます」といった突然の変更のオンパレードで本当に困っていました。
なんとかコーポレートサイトだけはちゃんとやっていこうとチームで話していた中で、当社ではコーポレートサイトの店舗検索でナビタイムさんのサービスを利用していたのですが、そこからGoogleビジネスプロフィールへの連携ができるという提案をいただきました。特にGoogleビジネスプロフィールへの連携が一番ネックになっていたので、渡りに船で早速連携をお願いしました。
基本的に弊社はリセラーなので、何よりもお客様にお店に来ていただくことが重要となります。ですので来店のきっかけとなるチラシや店舗から発信するものをいかに見てもらえるか、という点がポイントになるのですが、Googleビジネスプロフィールでも最新情報（投稿機能）をもっと効率的に運用していきたいと思っていました。
実は投稿機能については、その当時作業を依頼していた別の会社様があったのですが、投稿するためには都度費用が発生したり、運用上も問題があったため、検討のタイミングとしてもちょうどよかったということもありました。
また、2022年にデジタルマーケティング部の体制変更があり、MEOの取り組みを強化することになりました。MEOの理解を深めていくなかで、Googleの検索結果で、オウンドメディアのページよりもGoogleビジネスプロフィールが上に表示されるようになったことを知り対策を急ぐことにしました。
最新情報を投稿したりクチコミに返信するなど、さまざまな施策を運用する上で一つ一つの機能を掘り下げたとき、Location Cloudであれば実現できると感じました。決め手はCSVで一括投稿できる機能ですね。店舗ごとに異なる投稿内容を設定して任意のリストに投稿できるので、運用が非常に楽になりました。
サービス活用方法と導入後の効果
自社で投稿の運用ができるようになったのはとても助かっています。過去に他社様に委託していた時は、新たに投稿するにも前日までにデータをお送りしないといけないなど依頼が煩雑で、すぐに投稿もアップできないし、作業自体もうまくいかなかったんです。土日にチラシの閲覧数もピークとなるので、投稿の効果も土日ではかっていたのですが、あまりチラシの閲覧数も上がらず委託のコストもそれなりに高かったので一旦投稿を止めていました。
そのような状態からLocation Cloudに変えて、まず良かったのが投稿をすぐに反映できること。投稿したいタイミングで連携できるようになったのが一番よかったですね。自動連携ができるようになったことで自社で完結できるかつ作業負担が減ったのは大きいです。
先ほどの通り、私の部門の役割としてもお客様にチラシ情報を見て来店いただきたいと考えています。そのためにLocation Cloud利用以前からGoogleの投稿を活用していたのですが、当初はそれほど閲覧数は増えず、Location Cloudの利用を始めたときも正直そこまで効果は期待していませんでした。しかし、実際に運用し始めると、デジタルチラシへの流入がこれまでの20倍に増えていたんです！ナビタイムさんからの提案でGoogleで投稿した内容を自社の店舗検索サイトにも同時に連携するようにしてもらったのですが、お客様の検索導線に合わせて自然とチラシ情報が目に留まるようになったからなのか、Googleと自社HPとの相乗効果には驚きました。
弊社ではデジタルチラシへの流入はアプリからが最も多く、次点がメルマガだったのですが、施策の効果によってGoogleビジネスプロフィールがメルマガを超える規模になりました。
また、既に接点のある顧客に配信するメルマガとは違い、これまでリーチできなかった新規顧客にもチラシを見ていただけるようになっていると感じています。
お客様のチラシへの興味は高く、チラシを見ていただければ少なからず来店誘導できているので、実店舗への来店に対してのLocation Cloudの貢献度は大きいと考えています。
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また、Location Cloudのクチコミ返信機能は業務効率化に有用だと感じています。Googleでは新規のクチコミと更新されたクチコミが区別なく最新の日付で出ているため、返信対象となる新規のクチコミを探すのが大変でした。一方で、Location Cloudでは新規のクチコミのみを表示させることができるので、返信対象を探す手間が省けて楽です。店舗数が多く大変な作業ですのでありがたいなと思っています。今後、クチコミ施策は強化する方針で、全店で取り組む事になっています。
今後の展望とナビタイムへの期待
これまでの対応で「家電量販店＋地名」では良い順位が取れて強くなっていると感じています。今後は「エアコン」「おもちゃ」「パソコン」「スマホ」などの商品のワードを取っていきたいと考えています。そのためにも取扱商品情報はさらに件数を増やして充実させていきたいと思っています。
あとは「リフォーム」関連も強化したいです。特にこの領域は専門の業者様がいらっしゃるので、なかなか検索上位をとるのが難しく、この辺りのワードで順位を上げられたらと考えています。そのためには、Googleビジネスプロフィールの中の情報充実はもちろん、自社サイトのSEO対策やサイテーションなどまだまだやることがたくさんあります。
ツールの導入はリリースしてからの運用が一番大事だと考えています。リリースした後の方が問題がぽろぽろ出てきて、導入してみたけど使えないといった状況にも陥りがちだからです。
それに対してナビタイムさんはフットワークも軽く、相談にもたくさん乗ってくれました。依頼する側としてはその点が非常に助かっていて、他社さんは保守やコストの面の話が先行するところ、ナビタイムさんは「できますか？」に対し「できます」とすぐに検討して回答してくれました。
システム会社やツールベンダーも最終的には人だと思っています。
こちらの困っている内容を把握してもらって、こういうふうにしましょうかと柔軟に捉えてくれて、ツール側にも反映してくれる。そうしたナビタイムさんのスタイルは素晴らしいと思うし、ナビタイムさんを選んでよかったなと思います。
今後はツールの提供だけでなく、よりコンサルティング的なお付き合いをして頂けたら更に嬉しいと思っています。
