ナビタイムジャパンの社会貢献

2024年問題における
ナビタイムジャパン
取り組み

はじめに

ナビタイムジャパンでは、職業ドライバーを抱える企業向けのサービスを提供しています。

2024年4月の働き方改革関連法の適用により、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限され、「2024年問題」と総称される様々な問題が発生すると社会的に懸念されています。
本問題に対しても、ナビタイムジャパンの経路探索技術を通じて、課題解決の一助となるよう貢献してまいります。

01.ナビタイムジャパンが持つ技術による貢献

ナビタイムジャパンは、 道路やリアルタイム情報、車両サイズなど様々な要素を考慮した経路探索エンジンの技術で、誰でも安心・安全な輸送ができるよう、日々技術開発を行っています。

主な技術

大型車規制考慮

大型車規制考慮

トラックなどの大型貨物自動車やバスなどの大型乗用自動車の規制情報を整備し、ルート検索に反映したり地図上での表示等を行っています。大型車が通れるルートだけを案内できることで、無理な走行を防いだり、実際に現地に行ってから別の道を探してルート変更するなどのリスクを軽減します。

車両サイズ考慮

車両サイズ考慮

各種車両の車幅や車高・車長などを考慮したルートを提供しています。
特に車長が長い場合は交差点等で交差点角度と車長等により曲がることが可能かを考慮しルート検索に反映し、あらかじめ、安心して通れるルートを案内しています。

巡回経路探索

巡回経路探索

複数の目的地を最適な順番に自動で並び替えたルートを提供することで、出発地から帰庫までの全体最適化を図れます。
また最大で150地点を効率的に巡るルートを検索でき、1日に多数の配送を担う物流の円滑化に貢献します。

リアルタイム情報

リアルタイム情報

遅延の要因となりうる渋滞や事故・工事等による通行止め・車線規制などのリアルタイムな情報をルートに反映し、できるだけ遅延が少なくなるよう工夫しています。
また、安全な輸送の支援として、冠水や積雪・凍結等の天候情報もリアルタイムに提供しています。

ログ活用

走行実績の活用

実際のドライバーが走行した実績のある道路を優先的に通るようにするなどルート品質の向上や、渋滞予測に利用しています。
災害時には災害発生後に走行実績のある道路が地図上でわかる「走行実績マップ」を提供することで、災害支援のために走行するトラック等への情報提供などを行っています。

精度の高い到着予想時刻

精度の高い到着予想時刻

輸送における延着・早着による時間的損失を減らせるよう、所要時間予測の精度向上にも力を入れており、ナビタイムジャパンの経路探索エンジンは過去の走行ログなどを活用しながら日々改善を行っています。 到着予想時刻と実際の到着時間の比較(当社調べ)では、約90%が5分前後以内に到着をしています。